▼骨の原料となる栄養
基礎編の身長が伸びる仕組みを見ると、なんとなくわかると思いますが、身長を伸ばすホルモンが十分に分泌されて、細胞が活性化されても、肝心の骨(軟骨)の原料となるものが全くなければ身長を伸ばすことができません。
よくカルシウムを取れば身長が伸びるという話を聞きますが、決してそういうわけではありません。カルシウムも骨を形成する要素でとても大事なのですが、その前にコラーゲンで鉄骨を作る必要があります。できあがった鉄骨に血液中から運ばれてきたカルシウムがくっついて骨になるわけです。
コラーゲンは、たんぱく質が体内で分解されてできたアミノ酸を原料にして作られます。
つまり、成長期にはたんぱく質を多めに取ることが必要なわけです。たんぱく質は成長ホルモンも促すのでとても大事な栄養素です。
ゼラチンなら、ほぼコラーゲンといっしょなので、直に骨の形成に貢献します。
す。摂取する量は1日5g〜10gとれば十分です。
ゼラチン(コラーゲン)は25歳を超えた方にも有効です。詳しくは25歳からの伸長法でご説明しています。
カルシウムを取るときに重要なのは、量ではなくてバランスです。バランスとはマグネシウムとのバランスのことです。なぜなら、マグネシウムは骨の中に入るカルシウムの量を調節してくれるからです。マグネシウムが足らないとカルシウムが骨に行き渡らなくなってしまいます。
カルシウムとマグネシウムのバランスは(カ)2:1(マ)が最適です。成長期の場合、カルシウム1000mgに対して、マグネシウム500mgといった感じです。
カルシウムが多すぎるとマグネシウムが減ってしまいますし、過剰な分は尿といっしょに排除されるので注意が必要です。1日分を一気に摂取するのではなくて何回かわけて摂取する必要があります。
カルシウムに比べ、マグネシウムは摂取しにくいのでサプリメントで補うのもよいと思います。
その他に、ビタミンDやビタミンCもカルシウムやコラーゲンの高めてくれます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な成分です。
ビタミンDは1日15分程度日光にあたれば体内に作られますし、ビタミンCも植物性の食品のほとんどに含まれていて、所要量はちゃんと取れていることが多いです。 |